大後頭神経痛
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神経痛は腰ばかりではなく、頭にもあるのをご存じでしょうか。 これは大後頭神経といって首のうしろを通っている神経が痛むもので、どうして神経痛が起こるのか今だ原因はわかりませんが、首の骨の変形がくる年齢(40才以降)に多い病気です。
これが基盤となって肉体的疲労、精神的疲労(例えば徹夜仕事・飲酒・会社の出張やいざこざ・夫婦げんか・息子の進学の悩み・不眠)など、どうもこのような事が神経をいらだたせるようです。そのため首すじから後頭部にかけてうずくような痛み、激しい痛み、後頭部の重い感じを訴えます。
多くの人達は『こんなに頭が痛いのでは脳腫瘍ではないか』と心配して来院されたり、逆に『脳腫瘍でもできていたらどうしよう・・・』という不安のために来院されなかったりしますが、この神経痛と脳腫瘍とは全く関係ありませんから安心してください。
このように話をしますと安心してか、自然に痛みがとれてしまう人もいるでしょう。この痛みによく効く薬を服用することによって、大多数はスッキ リします。